No.86
公開日:2024/11/12
RevOps デジタルハリウッド札幌校
デジタルハリウッド校友会の根鈴会長が、歴代の卒業生や在学生を続々と訪問!その際に伺ったそれぞれの自分らしい生き方やパーソナルな部分などに焦点を当てて綴ってゆくインタビューの新シリーズ、ぜひご覧ください。
デジタルハリウッドのクラスメイトである田村慶さんが立ち上げた株式会社100にて第一号社員として働いています。事業内容はHubSpot(アメリカ発のCRMを中心としたソフトウェア)の導入と活用支援です。役割としてはRevOps(レベニューオペレーション)本部にて自社のマーケティングや業務オペレーションの最適化を中心に担当しています。HubSpotの考え方である「インバウンドマーケティング(=顧客のニーズに寄り添い価値あるコンテンツで惹きつけるマーケティング手法)」に共感していまして、やりたかった念願の仕事にチャレンジできていることが嬉しいです。
実は私自身が何かの明確なビジョンを持っているわけではありません。日々の業務の中で仲間から次々と新しいビジョンの話が上がってくるものですから、私は「それをどうやって実現するか」をいつも考えています。どんなサービスもお客様に提供する前に解決すべき課題は尽きません。そのうえ時代の流れは速く、1年後に何が起こっているか予想もできない時代です。だからこそ「今」に集中し、仲間が描くビジョンに対して自分ができることに取り組みます。日々の仕事一つ一つが未来につながっていく。そのような感覚で仕事をしています。
社長の田村慶さんのお言葉を借りれば「新しいものが好き」という点が自分らしさではないかと思っています。この会社で働いていると、常に新しいものがチャンスとして目の前に降りてくるんです。それは時に誰もやりたがらないようないことかもしれませんが、私は新しいことが好きなのでチャレンジしてみたいと思います。舞い降りてきた仕事を断らずに、まずやってみる。それが私らしい生き方だと感じます。
大学卒業後、海外留学に行きました。語学とビジネスを勉強する中で「世界共通言語のプログラミングの言語を学んだら帰国後も海外で暮らせる」と考えました。それ以上に興味を持ったマーケティングも学べる学校としてデジタルハリウッドを見つけ、入学を決めました。
私のクラスは仲が良く、オールナイトで朝まで一緒に卒業制作に取り組んでいました。わからないことを教え合ったり、「他のクラスに負けないぞ!」と対抗意識を燃やしたり。熱心な仲間たちと先生方と一緒に制作に取り組んだ日々が何より印象に残っています。
最初は就職できず勉強を続けていたんです。このままではまずいと思い本格的に動き出し、英語の通訳も行うアシスタントデザイナーとしてWeb制作会社に就職しました。1年後、デジタルハリウッドのクラスメイトの田村慶さんに声をかけていただき株式会社24-7に転職。そして現職に至ります。
出身高校の実行精神「やるときはやる、やることはやる、やれるだけやる」。自由な校風であっても、ここぞというときには本気を出す。同窓会で会った友人達も皆、何年経ってもこの精神を大切にしています。仲間を感じ、自分の原点に立ち返ることができる私のバイブルです。
置かれている環境によって変わります。海外勤務のときは街歩き、コロナ禍ではフランス刺繍、帰省時にはピアノ練習。今は、いつか仕事でも役に立つであろう新しいスキルをUdemyで習得することに没頭しています。
今年になって始めた「モーニングジャーナル」。朝一番の活動として今の気持ちをノートに書き記します。日々の暮らしの中で忘れてしまっていた自分がやりたかったことや、友人や家族への感謝の気持ちを言葉にすることで、頭がスッキリします。
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