Interviewインタビュー

No.84

公開日:2024/09/12 

【卒業生PROFILE】田村慶さん|21万社が利用する米国発ソフトウェア・HubSpotの導入を支援

代表取締役 デジタルハリウッド札幌校

No.84

田村慶さん/ 株式会社100 代表取締役(デジタルハリウッド札幌校修了)

デジタルハリウッド校友会の根鈴会長が、歴代の卒業生や在学生を続々と訪問!その際に伺ったそれぞれの自分らしい生き方やパーソナルな部分などに焦点を当てて綴ってゆくインタビューの新シリーズ、ぜひご覧ください。

MY NOW

Q.今はどんな仕事をしていますか?

AI搭載のカスタマープラットフォーム・HubSpotの導入支援

2018年に立ち上げた株式会社100にて、HubSpot(アメリカ発のCRMを中心としたソフトウェア)の導入支援を行っています。具体的にはRevOps(レベニューオペレーション)と呼ばれる手法で、営業・マーケティング・カスタマーサポートなどの部門を統合的に管理し、顧客体験の向上に取り組んでいます。
私にとって起業は2社目です。以前はWeb制作事業の株式会社24-7を経営していました。その当時からHubSpotの可能性に注目し、日本では2番目の早さで代理店となっています。豊富な経験と知識をもったHubSpotのエキスパート集団として企業様の課題解決に貢献します。

Q.今後の目標は?

「HubSpot × AI × データ」の領域でNo.1の会社へ

「HubSpot」と「AI」と「データ」、この3つを掛け合わせた領域のNo.1を目指しています。HubSpotに関してはアジアでもNo.1のポジションにいるのですが、AIとデータが関わるとこれまでの延長とはいきません。AIの登場で既存のビジネスモデルが根本から変わりつつありますから、この新しい領域に会社として挑戦していきたいです。その際にはHubSpotというプロトコルを使いながら、インバウンドマーケティングの哲学を日本のみならず海外にも広げていくというビジョンを、次のステップとして思い描いているところです。

Q.田村さんにとって、自分らしく生きるとは?

どんな時も、ワクワクがある場所に行くこと

やっぱり私は新しいものが好きなんです。新しく登場したモノやサービスをビジネスにどう活かしていくかと考えることが、私にとって一番ワクワクする瞬間ですね。とはいえ、ただ新しいだけのモノは面白くありません。人を惹きつける求心力を持ち、そこでコミュニティが育まれ、その先に世の中に支持されるカルチャーが生まれていく。そういう新しさに私は魅力を感じますし、ビジネスを通じてつくり出したいことでもあります。ワクワクがあるところに、常に行く。それが私にとっての自分らしい生き方です。


HISTORY

Q. 入学のきっかけは?

Web制作への純粋な興味

当時は大学院生でプログラミングを学んでいました。自分が所属していたサッカーチームのホームページを独学でつくる機会があり、やってみると楽しかったんです。今後のキャリアとして考えていたわけではなく、興味本位でWeb制作を勉強したいと思い入学を決めました。

Q. 在学中印象的だったこと

本気の仲間と切磋琢磨する日々

修了制作を企業の方に発表する『クリエイターズオーディション』は印象的でした。仲間との競争意識があって「負けたくない!」と思いながら準備するのですが、結局は困った時にお互い助け合っているんです。本気度の高い方々と切磋琢磨できる環境はすごく新鮮でした。

Q3. 卒業直後は?

フリーランスとして活動後、起業

同期の仲間とユニットを組み、フリーランスとして仕事を受けていました。デジタルハリウッド卒業後は一人でフリーランス活動を継続し、Web構築を本格的にスタート。2年後に札幌でWeb制作会社24-7を立ち上げました。その後、東京に移住して2社目の起業に至ります。

PERSONAL

Q. 人生のバイブル

我逢人

我逢人とは『人と人が逢うことでで全てが始まる』という意味をもちます。これまでも人と出会うことで、新たな道が開くということを何度も経験しております。これからも人と逢うということを大事にすることで、人生の進化や深化ができると考えております。

Q. 私の趣味

サッカー、日本一のおじさん

幼少期からずっとサッカーを続けています。昨年は日本サッカー協会が主催する40歳以上の全国大会で優勝し、日本一となることができました。仕事をする上での多くは、サッカーから学んだことが多いです。今年は全国2連覇を目指して日々トレーニングに励んでいます。

Q3. Myルーティン

毎年のボストンでのインプット

HubSpotの主催する年次イベントINBOUNDに毎年参加しています。このイベントに行くと、業界の最先端の考え方や欧米の状況など、新しい発見や学びが多く、大きなインプットを得る機会です。日々の業務と未来のビジョンを行き来することができるので、私にとって毎年のボストン出張がビジネス情報の源泉となっています。

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