Interviewインタビュー

No.72

公開日:2023/12/23 

【卒業生PROFILE】vol.06 真田静波さん|コミック実写化映画『ストレンジ』のプロデューサー

No.72

真田静波 さん/ フリーランス クリエイティブディレクター
(デジタルハリウッド大学 2013年卒業、 デジタルハリウッド大学院 2023年卒業)

卒業生の様々な活躍を紹介するデジタルハリウッド校友会のインタビュー。このたび新たなシリーズが誕生しました。題して「卒業生PROFILE」。根鈴会長自らがデジタルハリウッド校友会の趣旨や活動を理解いただくために、歴代の卒業生や修了生を訪問しています。その際に伺ったそれぞれの「自分らしい生き方」やパーソナルな部分などを綴ってゆくシリーズです。

MY NOW

Q.今はどんな仕事をしていますか?

コミック実写化映画『ストレンジ』のプロデューサー

フリーランスとして、デザイン・企画を中心とした幅広いクリエイティブの制作を行っています。現在は、私がプロデューサーを務めるコミック実写化の短編映画『ストレンジ』の宣伝活動に注力しています。もともとは大学時代に仲間とアプリ開発で起業していたこともあり、就職はせずに個人でWebデザインなどの仕事を受けていました。働きながらデジタルハリウッド大学院に進学し、出産・育児のための4年間の休学を経験。そして復学後に大学院での先生との出会いから、映画分野での新しいチャレンジを始めたというのがこれまでの経緯です。

Q.今後の目標は?

映画祭での上映を増やす一方、デザインの仕事も楽しみたい

『ストレンジ』はSHORTS SHORTS FILM FESTIVAL & ASIA 2023にて、Most Viewed Awardをいただくことができました。この他にもノミネートされた映画祭が多くあり、上映の機会を通じてより多くの方々に作品を楽しんでいただくことが目標です。今は“映画モード”ですが、デザインも企画も商品開発も「クライアントのイメージに寄り添い提案する」という意味で仕事の根本は同じであると感じます。今後は“デザインモード”にもギアを入れて、より多様なジャンルのクリエイティブ制作にチャレンジしていきたいと思っています。

Q.真田さんにとって、自分らしく生きるとは?

常に「楽しい!」と思って生きること。

クライアントが変わるごとに制作のジャンルが変わるため、ずっと飽きずに楽しく仕事ができています。映画やWeb関連だけでなく、神社から御朱印帳のデザインの仕事を受けたこともありました。そのことで宗教や信仰についても興味を持ち始めたので、やっぱり新しい世界を知ることは楽しいですね。それに自分自身が楽しんでいないと、作品を受け取る方も楽しめないのではないでしょうか。常に「楽しい!」と思って生きること。それが仕事において一番いい状態を作り出しますし、私の”自分らしい生き方”そのものだと感じます。

HISTORY

Q. 入学のきっかけは?

写真加工の楽しさに目覚めて受験

高校がデザイン科で、授業の中でPhotoshopを使った写真加工の楽しさに目覚めました。美大に進むよりデジタルクリエイティブの勉強がしたいと考え、先輩が進学していたデジタルハリウッド大学のAO入試を受けたのが入学のきっかけです。

Q. 在学中印象的だったこと

同級生とのアプリ開発・起業

大学在学中はiPhoneが浸透し始めた時代で、まだアプリの数が少なかったんです。そこで同級生と「うちらなら作れるんじゃない?」と話して、ナチュラルに可愛くなれるカメラアプリ等を開発し資金調達に成功。学生の勢いで挑戦して楽しみました!

Q3. 卒業直後は?

杉山学長のすすめで大学院進学

卒業時に起業した会社は閉じて、個人として活動を開始。お世話になった杉山学長のお誘いで、仕事と並行して大学院に通学することを決めました。日本の名作を発掘して海外リメイクに挑戦するラボに入り、映画を学んだことで現在の仕事へとつながりました。


PERSONAL

Q. 人生のバイブル

画家 KAOKAOPANDA さん

彼女の作品に出会ったのは私が小学生の時、江ノ電江ノ島駅に飾られるアートをご本人が描いている時でした。見た人が優しさ、温かさ、そしてなによりHappyになれる表現をこんなに楽しそうに行なっている!と、子供ながらに衝撃でした。私がデザインを学ぼうと思ったきっかけの、大尊敬しているアーティストです。

Q. 私の趣味

LIVE鑑賞

エンタメ全てが大好きな私ですが、特にLIVE鑑賞にハマっています。月1で誰かしらの公演に足を運んでいるので、最早映画館に行くような気軽さ(笑)音楽は勿論、演出やそれを観にくるお客さん。その時でしか体感できない「楽しい!素敵な時間をありがとう!」となる空間にいる事がすきです。

Q3. Myルーティン

Myプレイリストを流すこと

仕事中は基本的に音楽を流しているのですが、仕事内容に合わせいくつか作った自分のプレイリストを選んで作業に入ります。あとは書籍・映画・ドラマ・アニメなんでも、とにかく1日1作品は読む&観る。最近は子供と一緒に楽しめるアニメが増えました!

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