No.67
所属：株式会社カラー 3DCGアーティスト
出身校：デジタルハリウッド大阪本校 専科3DCGデザイナー専攻
卒業時期：2021年9月
MY NOW
Q.今はどんな仕事をしていますか？
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズを手掛ける株式会社カラーのデジタル部にて、3DCGアーティストとして働いています。Blenderを使った3DCG制作が主な仕事です。もともと私はファッション系のメーカーで3Dソフトを国内外にPRする仕事に携わっており、エンタテインメントに関わること自体が初めての経験でした。デジタルハリウッドで学ぶうちに「こんな仕事もあるんだ、面白いやん！」と感じ、全身全霊で仕事をするカラーの社風にビビッと来て入社に至りました。
Q.今後の目標は？
まだ入社から日があまり経っていないですし、今は色々なことにチャレンジすることが目標です。専門職として働いていると、どうしても一つのことに集中しがちになります。その中で自分自身の可能性を狭めてしまわないよう、意識的に視野を広く持って動いていきたいと考えています。カラーは個人の意志を尊重して挑戦させてくれる環境ですから、3DCGアーティストの仕事をメインにしながらも色々なことにチャレンジしていきたいですね。
Q.井邊さんにとって、自分らしく生きるとは？
以前は海外に日本の技術を届けるのが私の天職だと思っていたのですが、デジタルハリウッドに入学して考えがガラッと変わりました。今はクリエイターとしての生き方に大きなやりがいを感じています。何をきっかけに自分の道が変わるのか、どれが本当の道かは正直わかりません。できることは、視野を広く持って目の前のチャンスに取り組むこと。やってみて初めて自分の気持ちを知り、道ができていくのではないでしょうか。先入観を持たずに動いてみることが、自分らしく生きることだと思っています。
HISTORY
Q. 入学のきっかけは？
仕事に役立つスキルを学びたい
コロナ禍で海外出張がなくなって自由時間ができた時、何か勉強を始めたいと思ったのがきっかけです。新しい3DCGソフトを勉強したら当時の会社でも役立つと考えていました。アニメ業界で働くことに長年憧れていましたが、私には手が届かないと思い、特に転職する気はなかったんです。
Q. 在学中印象的だったこと
アニメやゲームに詳しい友人たちの存在
エンタメ分野の知識が深いクラスメイトとの出会いです。作品制作に行き詰ったとき、に役立つ参考動画など色々なアイディアを出してくれました。学生時代は勉強漬けで、エンタメについて語り合える仲間が少なかったので、自分と同じ分野に興味を持っている人々が周りにいること自体が印象的で、刺激的でした。
Q3. 卒業直後は？
東京旅行で『庵野秀明展』に出会う
卒業後、東京に遊びに行ったところ運命の出会いがありました。『庵野秀明展』を鑑賞した時に直感的にカラーで働いてみたいと感じたのです。当時3DCGは趣味で楽しんでいたのですが、カラーの社風・理念・人数規模など全てが理想的で、応募して今に至ります。
PERSONAL
Q. 人生のバイブル
迷った時に大切にしている言葉
「迷った時は、朝ドラの主人公が選びそうな方をとりなさい。」学生時代の恩師に教えてもらった言葉です。優柔不断な性格なので、この考え方に救われることが多いです。
Q. 私の趣味
読書、映画鑑賞、海外旅行
読書や映画はたった２、３時間で人の価値観を変える可能性すらあると思うと、とても刺激的です。海外旅行は現地の言葉で会話をしたり、お店で見たことのない食べ物を見つけたりした時にときめきを感じます。
Q3. Myルーティン
季節ごとのルーティンを大切に
気づけば時間を忘れてPCに向かっているので、せめて季節ごとのルーティンは大切にしようと思っています。実家の果物収穫を手伝ったり、旬の料理をしたり。最近は梅雨の時期で梅干し、梅酒作りの最中です。