No.108
(デジタルハリウッド東京本校 修了)
デジタルハリウッド校友会の根鈴会長が、歴代の卒業生や在学生を続々と訪問!その際に伺ったそれぞれの自分らしい生き方やパーソナルな部分などに焦点を当てて綴ってゆくインタビューの新シリーズ、ぜひご覧ください。
MY NOW
Q.今はどんな仕事をしていますか?
株式会社デジタル・フロンティアに約20年間勤務し、細田守監督作品を中心にアニメのCGディレクションを手掛けてきました。ゲームやアニメなど、さまざまなCG制作に携わり、近年は『サマーウォーズ』『バケモノの子』といった細田守監督作品のCGパートを担当することが多くなっています。デザインやアニメーションの経験を積み、現在はディレクションを主な業務としています。CGの面白さは、静止していたものが動き出し、演技を始める瞬間にあります。それらが集まって一つの作品となり、観客の皆様から反響をいただく――この一連の流れこそが、CGディレクターの仕事の醍醐味だと感じています。
Q.今後の目標は?
目標を立てるというよりも、「目の前の作品を、いかに良いものに仕上げるか」に集中しています。この20年間でCGでできることの幅は大きく広がり、数々の作品づくりに挑戦してきました。積み重ねてきたスキルと経験を活かして、新しい表現やストーリーづくりに挑戦し続けたいです。これからの時代は、AI技術をどうCGに組み込んでいくかを考える必要もあるでしょう。とはいえ、作品の向こうにいる人間を楽しませることが原点ですから、すべてがAIに置き換わる未来ではないと考えています。
Q.堀部さんにとって、自分らしく生きるとは?
大学卒業のタイミングで就職ではなく進学を選んだように、直感的に、自分が惹かれるものに正直に選択することが自分らしさだと思います。大学内でデジタルハリウッドのチラシをパッと手に取ったのが、まさに直感が働いた瞬間でした。忖度や打算より心が動いた方向に進むことで、自分の人生に納得感が生まれるのではないでしょうか。これからも直感に正直であり続け、惹かれた方向に進んでいきたいと思います。
HISTORY
Q. 入学のきっかけは?
就活中に大学で見つけた一枚のチラシ
就活中に、デジタルハリウッドのチラシを大学内で見つけたことがきっかけです。「ハリウッドと同じ機材でCGが学べる」という内容に惹かれて、就活をやめ、大学卒業後すぐに入学しました。もともと映画や特撮が好きで、映像に関わる仕事に就きたいと思っていました。当時はちょうどCG技術が世の中に出始めた時期で、業界全体に活気がありました。工学部で理系の素養もあったため、スムーズにデジタル分野へと進むことができました。
Q. 在学中印象的だったこと
朝まで夢中で制作した「オールナイト」
抽選に当たった人だけが利用できる「オールナイト」が印象的でした。激戦のくじ引きを勝ち抜けば、朝までシリコングラフィックスなどの機材を使用できました。当時は「触っているだけで楽しい」という気持ちで、夢中になって制作していたことを覚えています。またクラスメイトの存在も印象的でした。今では国内外で活躍するクリエイターも多く、CG黎明期に彼らが生み出した映像は、後から振り返ってみても面白い作品が多かったです。
Q3. 卒業直後は?
テレビ番組、憧れのゲームのCG制作
社員10名程度のCGプロダクションに入社し、3年後にデジタルフロンティアへ転職しました。「フルCGの長編作品を一緒につくろう」と、デジタルハリウッドのつながりで声を掛けていただいたのがきっかけです。最初の仕事は、なんと『ファイナルファンタジー8』の背景制作。ずっと憧れていたゲームに関われることに驚きましたし、めちゃくちゃ嬉しかったことを覚えています。自分がつくった背景の上をキャラクターが歩くのを体験した時は感動しました。
PERSONAL
Q. 人生のバイブル
「スターウォーズ」
映像業界に進もうと思うに至ったベースとなる作品が「スターウォーズ」です。少年時代に夢中になって見たルーカスやスピルバーグの作品達が自分の原点にあります。折に触れて見返す機会がある時は、初心に帰って映画の楽しさや、CG・特撮のワクワク感を思い出しています。
Q. 私の趣味
バスケと登山
バスケは高校以来遠ざかっていましたが、子供がミニバスを始めたタイミングで自分もまたやるようになりました。子供の練習相手をしたり、会社の仲間や地域のシニア同士で汗を流しています。登山の方は関東周辺の山に登ることが多いです。自然の中を歩いているととても癒されます。
Q3. Myルーティン
瞑想、水を飲む、ストレッチ
朝起きたら軽く瞑想をしてコップ1杯の水を飲む事と、ストレッチをすることです。時にはスマホのアプリで自宅で手軽にできる筋トレをやったりもします。基本的にデスクワークなので、なるべく普段から体を動かすようにしています。

