No.65
北欧系航空会社 客室乗務員/Webデザイナー
STUDIO新宿 Webデザイナー専攻 主婦・ママクラス 2019年修了
卒業生の様々な活躍を紹介するデジタルハリウッド校友会のインタビュー。このたび新たなシリーズが誕生しました。題して「卒業生PROFILE」。根鈴会長自らがデジタルハリウッド校友会の趣旨や活動を理解いただくために、歴代の卒業生や修了生を訪問しています。その際に伺ったそれぞれの「自分らしい生き方」やパーソナルな部分などを綴ってゆくシリーズです。
MY NOW
Q.今はどんな仕事をしていますか?
北欧系航空会社にて客室乗務員を務める傍ら、複業でフリーランスのWebデザイナーとしても活動しています。第二子の育休中、STUDIO新宿を卒業した直後にコロナ禍へ突入。一時的にフライトが無くなってしまった状況では、スキルを生かして開業する他に道がありませんでした。現在は乗務を再開し、時には海外に滞在しながら並行して個人事業主のWeb制作の伴走支援などを行っています。子育てとパラレルワーク、全てのバランスを取ることは難しいですが、いずれも異なる種類のやりがいがあり私にとって大切な仕事です。
Q.今後の目標は?
両方の仕事を軌道に乗せ、良いバランスを定着させることが目標です。これまでは子育てを最優先にして仕事をセーブしていたのですが、夫が海外赴任から帰国したことでようやくパラレルワークを楽しめるようになりました。Webデザイナーの仕事は、クライアントの問題を解決した時の達成感、そしてダイレクトに感謝を受けた時の喜びがあり大変やりがいがあります。例えるなら「駆け出しのパイロット」から「ベテラン機長」になれるよう、真剣にお客様と向き合い、やりたい領域の仕事にもっと挑戦していきたいです。
Q.三橋さんにとって、自分らしく生きるとは?
もともとはCAをやめたら専業主婦として生きていく道を想像していました。けれどもデジタルハリウッド入学が転機となり、自分の手で未来を切り拓けることを知りました。家族のために仕方なく退職するという道だけでなく、スキルを学んでいたからこそ選べた未来があったのです。その道を進む上で大切にしていることは、壁にぶつかっても決して歩みを止めないこと。パラレルワークを実現できているのは特別な何かを成し遂げたからではなく、細く長く続けていたからに他なりません。少しずつでも前に進んでさえいれば、いつか何かの方向に花開く時が来るはず。そのようなスタイルが自分らしい生き方だと感じます。
HISTORY
Q. 入学のきっかけは?
夫のすすめで経験ゼロから挑戦
育休中にやりたいことを探していた時、夫に「これ向いているんじゃない?」とSTUDIOの記事を紹介されたことがきっかけです。普段の仕事はPCも使わないので完全なる未経験でしたが、説明会で「できるかも!」と感じて入学しました。
Q. 在学中印象的だったこと
自分らしく生きる先輩ママたち
やる気とバイタリティにあふれたクラスメイトと出会えたことです。こんな風になりたいと思える先輩ママからたくさん刺激を受けました。また書籍を出版している先生に教えていただけることも印象的で、業界で著名な方が身近な存在に変わりました。
Q3. 卒業直後は?
在学中のつながりで副業をスタート
先生やクラスメイトのつながりで、バナー制作やコーディングの仕事を少しずつ受けていました。副業程度に抑えていたものの、コロナ禍でフライトは無くなり、一方でWebサイト制作の需要は急上昇。開業届を出して本格的にWebデザイナーとして働き始めました。
PERSONAL
Q. 人生のバイブル
世界名作劇場「ロミオの青い空」
スイスとイタリアを舞台にしたちょっと暗めのお話なのですが、心底大好きで、人生の半分くらい情熱を注ぎました。夢を実現させるべくイギリス留学中に北イタリア一人旅をしましたが、一番見たかったミラノのドゥオモがなんと改修中でいまだに夢を叶えられておりません。いつか必ず、本物を見たいです…!
Q. 私の趣味
祖母が教えてくれた編み物
寒いところに生まれたので、しもやけになるのを心配した祖母が編み物を教えてくれました。それからずっと編み物が趣味です。冬が来ると編み物がしたくてうずうずします!没頭すると時間を奪われるので数年できていませんが、子どもたちにも教えたいのでそろそろ再開しようかなと思います。
Q3. Myルーティン
フライト出発前の整理整頓
毎月、毎週のように世界中を飛び回る仕事についてからずっと、仕事に出発する前は部屋をきれいに整頓するのがMyルーティーンです。入社から今までずっと続けています。「立つ鳥跡を濁さず」の精神です。そのおかげで、フライトが入ってリセットするリズムができ、毎回新しい気持ちで次のサイクルを始めることができます。