No.64
ライオン株式会社 ビジネス開発センター CXプランニング ソーシャルコミュニケーションリーダー
出身校:デジタルハリウッド横浜校(2003年修了)
卒業生の様々な活躍を紹介するデジタルハリウッド校友会のインタビュー。このたび新たなシリーズが誕生しました。題して「卒業生PROFILE」。根鈴会長自らがデジタルハリウッド校友会の趣旨や活動を理解いただくために、歴代の卒業生や修了生を訪問しています。その際に伺ったそれぞれの「自分らしい生き方」やパーソナルな部分などを綴ってゆくシリーズです。
MY NOW
Q.今はどんな仕事をしていますか?
博報堂アイ・スタジオで14年ほどプロデューサー・プランナーを務めた後、2021年にライオン株式会社へ転職しました。現在は企業のブランド価値向上を目指して主に広報・コミュニケーション業務を手掛けています。たとえば入社式を企画演出してメディア露出につなげるなど既存価値のアップデートから、メディアの立ち上げなど新しい価値創造に挑戦中。広告業界から事業会社に飛び込んだからこそ、あらためて自分がプロデューサーであることを強く実感しています。
Q.今後の目標は?
自分自身の個人理念(パーパス)を、上記の言葉にまとめています。世の中に何かを届ける時、同じ内容でも「誰にどうやって伝えるのか」を考えることで、伝わり方は全く変わっていきますよね。その仕掛け方をプロデュースすることで、届ける価値のあるものがより多くの人に伝わっていく手助けをしたいです。実はこの個人理念も、コピーを書くのが得意な方に出会って作成していただいたんです。この言葉自体もプロデューサーという感じですよね。
Q. 久樂さんにとって自分らしく生きるとは?
広告プロデューサー時代、仕事が軌道に乗った一方で「社外に出た時に役立つ人間なんだろうか?」と不安に感じた時期がありました。そこで私は働きながら講座に通って勉強したり、社内や社外の仲間とチームを組んでコンテストに挑戦。結果としてLINE BOT AWARDS、TOKYO 2020 Open Innovation Challengeなどで受賞することができました。主体的に関わった企画が世の中に届き評価を得た経験は、自分らしさを知る良い機会になりましたね。慣れた環境の外に出て自分を客観視するタイミングを作ることは、人生において大切なことだと思います。
HISTORY
Q. 入学のきっかけは?
映像制作に興味があり転職を決意
最初のキャリアはエンジニアで、公共系のシステムを担当していました。もともと映像制作に興味があったことから3年半後に退職してデジタルハリウッド入学を決意。映像業界への転職を目指して映像とWebのコースを受講しました。
Q. 在学中印象的だったこと
学びやすい環境と大切な出会い
デジタルハリウッドは入学前から好印象でした。学習環境もスタッフの対応も良かったです。最も印象的なことは、やはり人とのつながりですね。長年お世話になっている先生や親しい友人もいますし、おまけに妻にも出会えました。
Q3. 卒業直後は?
ブランクの後プロダクションに入社
当時の映像業界は採用情報すらほぼ無く、卒業直後は講師の方やクラスメイトの仕事を手伝っていました。半年ほどして、映像プロダクションに入社。当時は画期的だった、映像とWebを組み合わせたコンテンツ制作を経験。その3年半後、博報堂アイ・スタジオに転職しました。
PERSONAL
Q. 座右の銘
為せば成る、為さねば成らぬ、何事も、
成らぬは人の為さぬなりけり
江戸時代米沢藩9代藩主・上杉鷹山の名言。母方の実家が米沢で、小さい頃から知っていた言葉であり人物です。自分のキャリアを振り返ると、やった事ない事に対してもまずやってみようとする推進力の原点となっています。
Q. 私の趣味
バスケ、音楽、ファッション、プロレス
この他にもサブカルやスポーツなど、たくさんの趣味があります。広く浅いので趣味のうちに入らないかもしれませんが、いずれも私の好きなものです。これらに共通する点はモノ・コト・ヒトのこだわり、そレからそこに込められたカルチャー性であると思っています。
Q3. Myルーティン
ザッピングと雑談。自称「検索上手」です
どうやって情報収集するんですか?ってよく聞かれるんです。自称「検索上手」で、得た情報は人に話すか、SNSでシェアします。そこから話が広がって理解が深まったり、新しい情報に触れる機会を持てたりしています。この一連が情報収集なんでしょうね。